悪役令嬢に転生したら主役二人に迫られています!：ribbonclassic【ネタバレあり】

作品情報

購入場所→DLsite

サークル名→ribbonclassic

著者→ribbonclassic

あらすじ→

『全ての人間の人生は神様の描いたシナリオに添っているらしい』

生まれから恵まれず散々な人生が幕を閉じたと思ったら
《悪役令嬢ルルカ》に転生した主人公は
この世は全て神様のシナリオ通りに進んでいることを知る。

ルルカに与えられたシナリオは乙女ゲームのような世界で
悪役令嬢として多くの者達の反面教師として生きること。

前世は恋愛経験も一切ない程の奥手で気弱な性格の主人公は
『ルルカ』として頑張って悪役令嬢の役目を果たそうとする。

しかし、メインヒーローである王子はルルカを寵愛し、
友達になれたと思ったヒロインのラリには押し倒されて……

悪役令嬢に転生したはずが…系の話だと思ったら

だけど、意外な展開でした。

ルルカが王子に、作品の世界だというを話しても、王子も理解しているし、グイグイ迫りつつも、無理強いはせず、ヒロインもいじめられる役だと理解している。

少し強引だけど、一途に気持ちを示してくれる王子に惹かれるルルカはヒロインにそのことを相談すると、ヒロインは流されているだけだと否定します。だからこそ、王子と同じことされてもイかなかったら恋だと信じるといわれ、身体を触られていくうちにヒロインの秘密を知ることに。

そこに王子も現れ、2人から攻められ続けるルルカ。そして、眠るルルカのそばで2人はお互いの転生前の記憶があること、ルルカに恩があることを理解します。

なんか、え！？なんでって展開なのに、転生前の真実が切なく感じる部分もあって、なんかこの形もある意味ハッピーエンドなのかな…って思えました。ただのいちゃいちゃ展開だけのストーリーかなと思ったのが違いました。

正直、三角関係あんまり好きじゃないんですが、転生の真実部分を読むと、ありかなと思える内容でした。