ナエドコセイジョ~転生聖女は幸せの異世界で●される~:床子屋 【ネタバレあり】

ナエドコセイジョ~転生聖女は幸せの異世界で●される~

作品情報

購入場所→DLsite

サークル名→床子屋

著者→鬼頭えん

あらすじ→

主人公・麻美は薄幸だった。

家族は介護施設に入院している祖母だけ。
2人の生活を支えるために麻美は毎日必死に働いた。
連日の残業と、会社の同僚から受ける嫌がらせ……。
そんな厳しいだけの麻美の生活は、祖母の死をきっかけに大きく変わる。

祖母の遺品の中に紛れ込んでいた手作りの絵本。
それは麻美が幼い頃に描いた絵本
『シェイリィの物語』のだった。

ふわふわのリボンとレースに身を包み、きれいなお屋敷に暮らす女の子シェイリィ。
彼女を取り巻く優しい人々、そして優しい恋人スチュワート。
懐かしく優しい思いと共に絵本を眺めていた麻美だったが………

気が付くと、自分が創った物語世界のヒロイン・シェイリィになっていた。
魔法使いの呪いによって10年もの間眠っていた
『芽吹きの聖女・シェイリィ』に。

麻美は混乱するが、周囲の人々は彼女を『シェイリィ』として接する。
彼女を『聖女』と呼び、呪いが解けた事を喜び、
かいがいしくシェイリィの身の回りの世話をする屋敷の使用人たち。
そしてヒロインの恋人として創ったスチュワートも麻美を『シェイリィ』としてを愛するのだった。

苦しみばかりだった過去の人生を振り返り、麻美は強く願う。

「この優しい夢が永遠に覚めませんように───」

だが麻美が創った『理想の世界の物語』の世界には、彼女が知らない歪な設定があった……

お気に入り度

ストーリー☆☆☆★★
キャラクター☆☆★★★
いちゃいちゃ☆☆★★★

感想【ネタバレ含む】

転生令嬢が作り出した?物語の世界作品

ヒロインは幸が薄く、悲しいことばかり起きる現世に悲観していた

そんなある日、昔自分が描いた物語の世界にいた。

すべてが優しい世界に、優しくされることになれていないヒロインは戸惑う

そんな中、婚約者のスチュアートが優しく体を求めてくるが、自分の作り出したキャラがそんなことをすることに驚きと戸惑うばかりだったが夢だと思い受け入れる

朝になり目覚めても世界はそのままで…

聖女ゆえに、種が身に宿るまで処女に戻ってしまう設定萌えます。タイトル回収そういうこと?ってなりました。ちょっとムリヤリ感もあって痛々しいのですが、ロリな見た目のヒロインなので、よりいいです。

えちでのスチュアートの狂気はどこからなのか、目覚める前の聖女がどういう目にあっていたのか謎が多い作品でした。

えちシーンはある意味激しめです。快楽にありつつ痛々しさもある、非常に癖にあふれたえちシーンでした。

巻末に次回予告的なのがあったので、真実が気になるところです。

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